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カナダへ移住する
多くの日本人にとってカナダという国は、北米に位置する寒い国で、住むよりは観光で訪れるという印象が強いのではないでしょうか。少なくともビジネスを展開したり、生活の拠点を置くという関心は薄いのが現状です。しかし現実のカナダは、広大な国土を有していながら人口わずかに3千万人と、わが国の4分の1程度。衣食住はいうにおよばず、教育や医療の点において他のどの国より充実しているのです。治安もよく、経済においてはG7のメンバーに名を連ねています。 教育水準が高く、豊かな天然資源に恵まれ、環境汚染も進んでいない素晴らしい国ですが、人口が少ないために各業種にわたって専門の技術者が不足しています。カナダ政府が積極的に移住者を受け入れている理由がここにあります。カナダ政府が必要としている専門技術者はもちろん、まだまだ開発する余地の多いマーケットで事業を展開したり、日本で興した事業をカナダに移転するのも良いでしょう。米国に比べると永住権の取得は容易で、取得条件はかなり寛大であるといえます。現在、カナダでは各国から合わせて年間約25万人の移民を受け入れており、永住権を取得しても日本国籍が失われることはありません。
申請者の多くは過去にワーキングホリデー、留学、就労などで長期滞在した経験を持つ人が多く、性別では男性よりも女性、年齢的には20代後半から30代半ばの人が圧倒的多数を占めています。ちなみに夫婦で移住申請をしようとする場合、移住の決断から諸手続きにいたるまで奥さんのほうが主導権を握って進めるケースが多いようです。
永住権を得た人をLanded Immigrantといい、カナダ人とほぼ同じ権利が与えられます。ただし選挙権はなく、国家のセキュリティにかかわる仕事に就けない場合があったり、申請者本人またはその家族が重大な犯罪に関与していたことが発覚した場合は強制退去の対象になるなど、若干の制限が設けられています。
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